食の地産地消

地域の特産品について学び、
地産地消を進める活動を行います

食の地産地消

掘り出される宝物 ~鹿倉農園さつまいも体験~ 2022.10.26

今回は、柏市で様々な野菜を育て収穫体験を実施している鹿倉農園さんをご紹介します。


鹿倉農園は、柏市の中でも自然が豊かな旧沼南町、手賀沼沿いにある農園です。ここではほぼ1年を通して野菜を育てており、春夏秋冬様々な野菜の収穫体験をすることができます。

今回私たちは、秋の今が旬のサツマイモの収穫体験に行ってきました。

受付を終えると担当の方がグループについてくれて、芋の掘り方を教えてくれます。

芋は1株に約4本から6本ほどついていて、中には深いところまで伸びている芋もあり、きれいに収穫するのに苦労するものもありました。一区画は5株まで掘ることができますが、今回は1株についている量が少なかったこともあり、2株分おまけで掘らせてもらうことができました。

今回は初めて収穫を体験した学生に、話を聞いてみました。

「今回、初めて芋ほり体験に行ってきました。普段には土を触る機会があまりなくて、土に直接触れて収穫を体験するのは今回が初めてで、楽しかったです。実際に土を触ってみると、サツマイモを栽培する土が普通の土と違って、結構水分が高くて掘りやすいです。自分の手で芋を収穫して、その芋で料理を作ると普段のごはんとは違う特別なご飯になりました。

家族や友達と一緒にやるのはきっと良い思い出に残ると思います。」

このように普段は体験できないことを体験していろいろな話を聞けるというのは、貴重な経験であると思います。

 

鹿倉農園さんがこのような収穫体験を始めたのは、2012年からでした。この農園がある地区では、自然豊かな中でも農業の就労人口が減少しており、そういう状況の中で都市部と農村部をつなぐ方法はないか?と模索し、収穫体験を始めたそうです。

現在では横浜など、様々なところから来園する方がふえ、1日で200人以上の体験応募があることもあるほど人気になっています。

今回案内してくれた鹿倉農園の鹿倉 孝男(しかくら たかお)さんは、

「とれたての野菜のおいしさや収穫の体験はその場所に行って体験したりしないとわからない。子供だけではなく、大人や大学生の皆さんにもたくさん体験してもらって、農業をもっと知って仲間になってほしい。」と話してくれました。

 

鹿倉農園さんでは毎年様々な野菜を育て、収穫体験を実施しています。ぜひ皆さんも自然豊かな環境で土や野菜に触れ、農業の魅力を体験してみてください。

 

鹿倉農園

住所:千葉県柏市金山519

電話:04-7137-7318

ホームページ:https://www.no-side-kashiwa.com/

 


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